つくばソフトウェアエンジニアリング 株式会社 | 代表取締役社長

平島隆之 氏

創立の経緯を教えてください

今でこそ当たり前に使用されている映像編集や画像処理のソフトウエアですが、その始まりはほんの30年ほど前になります。当社はテレビにコンピューター技術を取り入れ始めた創世記と言われる時代に、家電メーカーのテレビ技術研究を行う専門部門として創立いたしました。前例がないものを生み出すのは、簡単なことではありません。参考にするものがない状況で、一から開発に取り組みました。

どのような想いで事業を展開していますか

創業から28年が経った現在、当社の関わったソフトウエアは、メーカーを通して世界中の放送局で使われています。放送を前提としているので、必要とされるのはスピード感。また、他のシステム開発時にも部分的に組み込めるよう、凡庸性を持たせることを大切にしています。

貴社の強みや働くやりがいを教えてください

映像編集を強みとして運営を行っている当社ですが、対応できる仕事の幅も広がっています。「つくばソフトウエアエンジニアリングでならできるのではないか」とご依頼されることも多く、デジタルカメラに付属される画像処理ソフト、家庭用ゲーム機、スマートフォン用編集ソフトなど、さまざまな分野で当社の作成したシステムが使用されています。
苦労して作り上げたものが形になる喜び、お客さまから頂く「ありがとう」の言葉は、技術者にとって何よりのやりがいにつながるでしょう。
また、タイのバンコクに開発拠点を設けてオフショア開発事業を展開するなど、会社の未来をつくる新しい取り組みも行っています。

働きやすい環境や成長できる環境を教えてください

作業スピードや得意分野、また小さなお子さんがいる人など、求める働き方は皆違います。社員たちには個性を大切にし、自分らしく成長してほしいという思いから、当社ではご依頼を頂いた取引先に対して社員たちの無理のない納期設定をしています。

大切にしてほしいのは「失敗を恐れないこと」。本物のエンジニアになろうと思ったら、成功体験はもちろん失敗体験も必要なのではないでしょうか。悔しさの先にも、成長はあります。 私たちは失敗を恐れず、楽しみながら取り組める人材に期待しています。

私は 「楽しみながら働いて、成長していく社員たちを見ていると、”仕事を好きになることが1番の成長への近道である”と感じますね。」